やりたいことが見つからず迷っていたとき、親や祖父母から薦められたのが当金庫を意識したきっかけです。就職活動するなかで人事の方々の温かさや、私たちの気持ちにたって考えてくれる姿勢に触れ、人柄の良さも決め手となりました。内定が出たとき、家族やおばあちゃんが「よかったね」と喜んでくれたことがうれしかったです。

窓口係として入出金や振込の事務を担当しながら、保険や投資信託に関する情報提供も行っています。最初は商品の問い合わせがあった際に答えるだけで精一杯でしたが、3年目に入ったころからは、積極的にお客様に商品をご提案できるようになってきました。大切なお金を扱う仕事ですから、常に緊張感をもって業務に取り組んでいます。

知識を必要とする場面が多く、毎日新しいことが学べるので日々成長を感じられます。失敗も数え切れないほどありますが、責任を自覚し成長するきっかけになりました。お客様から「定期をどこに入れるか迷っている」という電話を受け、その日のうちに「対応が良かったからここにしたよ」と定期を作成していただいこともあり、そのうれしさは今でも覚えています。

もともと金融の知識はなく、数学や計算も苦手で嫌いだったため、務まるのか不安でしたが、入庫前の研修でさまざまなことを学び不安が解消されました。また印象深かったのは、電話応対の研修です。学生時代には使うことのなかった敬語や言い回しに苦戦しましたが、業務に直接的に関わるものであり、今もこの時の経験が役に立っています。

窓口業務だけでなく、職員一人ひとりが広く仕事をこなすことが求められる時代です。もちろん勉強は必要ですが、知識を増やして幅広く業務を経験してみたいです。また、出産や育休を経て復職している先輩も多く、周囲が快く協力する雰囲気があるのもとても良いことだと思います。私自身も学んだことを生かしながら長く働きたいです。